お誂え呉服・着物(きもの)の販売 創業明治5年・京都の老舗

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京都の呉服屋 六代目のブログ

岸田 靖司 きしだ やすじ 1978年12月29日生まれ AB型

古都、京都の呉服屋 京都銭京の六代目。小さな頃から着物に囲まれて育ってきました。
現在は着物のデザイン、制作、販売を行っています。

日々勉強の毎日ですが、着物の世界の奥深さ、奥ゆかしさに未だに驚かされています!
古典の普遍の美と若い今の感性を合わせた、着てみたい着物を創っていこうと奮闘中。

また、お客様と一緒に場面に合った着物選びや、お手入れのお手伝いなども心を込めてご奉仕いたしております。

このブログでは、そんな私の日常の着物に関する豆知識や発見、感動などを綴っていきたいと思います。

黄金の絹~ムガシルク~とカシミヤのショール

投稿日:2013年2月28日(木)

取り扱い商品のご紹介です。
~ムガシルク×カシミヤ ショール ~

インド、アッサム地方で取れる天然の繭から出来るムガシルク(ゴールドシルク)で織り上げたショールです。
表地はそのムガシルク、裏地はカシミヤです。
仕立てで合わせてるのではなく、織りで裏表素材を変えた高度な技術を用いた織物です。

ムガシルクは天然のそのままの色ですので色焼けもせず、染めていないのと自然の環境に適応するよう保温、発汗などの優れた特徴も持ちます。
糸自体も強く、上質の光沢があります。
現在は収穫量も減り貴重なシルクです。

アップにすると菱の地紋が綺麗に入っています!

房も縦糸を編んであるので取れる心配もなくエレガントな雰囲気を演出しています。


 

 

 

京都銭京 展示会 ~春の御室苑~ 2月15.16.17日 と、結城紬江戸小紋染のご紹介

投稿日:2013年2月20日(水)

2月の15日、16日、17日と展示会をいたしました。
3日間、お客様と和気あいあいと楽しく過ごせて良かったです!


訪問着、振袖のコーナーです。
やはり、振袖のコーナーは晴れやかです☆



階が変わり、こちらは留袖と全国の紬、織物のコーナーです。
紬、織物全品赤札のお買い得コーナーにしてみました!!
お客様にも喜んでいただけたと思います!

その中の素敵な商品を一点ご紹介します。

本結城紬の生地に横段で江戸小紋を染めた逸品。

本来、結城紬とは、糸を撚らずフワフワの糸のまま優しく織った織物で、正確には居坐機(いざりばた)という手織り機で織られた織物です。
その名の通り、床に座り腰当てに縦糸 を結び腰の屈伸で糸の張り具合を調節して織っていきます。
機械の動力を使わない為、優しいふわっとした風合いに出来上がります。
現在では、織り手が少なく無形文化財に指定されています。
 
何がめずらしいかと言いますと、上記の特徴を持つので生地の表面が毛羽立っており、細かい型染めは本来出来ないという点です!

そこで、この着物の製法ですが、まずバーナーで表面を炙り毛羽だった糸を焼いてしまいます。
この時一歩間違うと生地が焼けてしまうとても危険で根性のいる行程です。 
表面を整え、やっと型を置いて染めることが出来るのです!

私の知りうる限りでは、京都で一軒しかこの加工をしているところがありません。

死ぬまでに一枚は結城が欲しいとよく聞きます。
それほどに高価なものですが、結城紬の触り心地、着心地は最高です!
是非、手に取って見ていただきたいと思います。

最後になりますが、展示会にご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。 

稀少な袋帯~かみころも~ 御神服を帯に

投稿日:2013年2月13日(水)

今回は、稀少な帯 「かみころも」 をご紹介します!
京都、祇園の八坂神社には神様がお召しになるとされる御神服が30種ほど納められています。
江戸初期の神社再建の時に納められたものです。
それから現在まで約350年、本殿や蔵に 安置されてきました。

10年ほど前に、本殿の修復工事が進められ、それに合わせて御神服も復元新調ことが決まり、京都西陣の織元、河村織物に依頼が来たそうです。
なかには、手に取るだけで粉々になるほど劣化していたものもあったそうです。
そこから、当時の染料や繊維を研究し、当時と同じ機を作り、約10年、総事業費5000万円をかけて復元、奉納しました。

その残った糸と染料を使い少しだけ帯を作ったという帯の話です。


当時の草木染の優しい色合い、手織りの柔らかい風合い、最高級の糸の光沢、どれを取っても現在の帯とは違う良さが随所にあります。
残り数本の大変貴重な袋帯です!
次にお目にかかれるのはまた350年後かな?


こんな貴重な帯を扱えるだけでも嬉しいです!
一度手にとって見ていただきたいと思います。
帯は後ろ姿の顔。
この帯を締めて歩く姿はとっても素敵でしょうね! 

 

ありそうで無かった裏地がマイクロフリースの足袋

投稿日:2013年2月6日(水)

今年、新発売の裏地がマイクロフリースの足袋。
毎年、冬になると暖かい足袋は無いのかとお客様に言われネル裏ぐらいしか、、、とお答えしていましたが、ついに今年取引先のメーカーが制作販売を始めました!

銭京でも毎日売れていきます!
あったらいいねを形にする。
ニーズに合った商品製作ですね!

 サイズ展開は、S:21.5~22.0、M:22.5~23.5、L:23.5~24.5、LL:25.0~25.5
となっております。
販売価格は3600円

是非、お試しください! 

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