お誂え呉服・着物(きもの)の販売 創業明治5年・京都の老舗

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京都の呉服屋 六代目のブログ

岸田 靖司 きしだ やすじ 1978年12月29日生まれ AB型

古都、京都の呉服屋 京都銭京の六代目。小さな頃から着物に囲まれて育ってきました。
現在は着物のデザイン、制作、販売を行っています。

日々勉強の毎日ですが、着物の世界の奥深さ、奥ゆかしさに未だに驚かされています!
古典の普遍の美と若い今の感性を合わせた、着てみたい着物を創っていこうと奮闘中。

また、お客様と一緒に場面に合った着物選びや、お手入れのお手伝いなども心を込めてご奉仕いたしております。

このブログでは、そんな私の日常の着物に関する豆知識や発見、感動などを綴っていきたいと思います。

絽染帯 雪の結晶 完成まで

投稿日:2014年6月29日(日)

先程の投稿に続き完成までの行程を追いたいと思います。
お楽しみいただけると嬉しいです!

まずは下絵、のり伏せ、地染めまで

夏ですが涼しさを感じる為に雪の結晶を配しています。
地色はチャコールグレー
ここで地色に合わせて配色します。

素鼠から青みの鼠グレー濃淡で配色してみました。
銀で加工、刺繍しようと思いますので相性の良い色合いに

蒸しにかけ色を留め糸目も取れました。
いい感じです^^

写真ではわかりにくいですが、銀加工、銀糸刺繍を入れて完成。
涼しげでいい仕上がりです。
わかりにくいのでアップもどうぞ!

生地目に沿って銀糸で刺繍を入れ、輪郭を銀のくくり、銀駒刺繍でクッキリと。
銀の砂子も振って豪華に。前柄はこんな感じです。

夏のうす色の着物に締めるときっと綺麗だと思います。
暑い夏も楽しみましょう^^

 

 

 

 

 

絽法事帯 裏鏡 完成

投稿日:2014年6月28日(土)

以前載せた写真から出来上がりまでをご紹介いたします。

まずは、下絵、のり伏せ、地染め 
ここで地色に合わせて友禅の配色を決めます。

次に、友禅色刺し

糸目(防染の為の細いゴムのり)が残っているので沈んで見えますが、法事らしい配色です。
配色はこれでよいので、色を留めるのに蒸しにかけます。
この行程で糸目も取れます。

輪郭が白くなりスッキリしました。
これで染めの行程は終わりです。
続きまして、銀加工、刺繍で重みを出します。

出来ました!
銀のくくり、銀砂子、紐に色糸刺繍、花に目とばしの銀糸刺繍を入れました。
ぐっと重みが出たと思います。

最後に前柄はこんな感じです。

素敵な法事帯が出来ました!

 

 

 

 

祇園祭の染帯 完成!

投稿日:2014年6月2日(月)

完成です!
糸目も取れて、発色も良くなり 、最後に金加工を施し、夏の京都らしい帯が出来上がりました^^

鉾を太鼓に納める為にいろいろ苦労しました。
鉾の屋根から下を霞にしたのは名案だったと自画自賛です(笑)
遠近感もあって満足の一品です!

前柄はこちら。
なかなかいいバランスです^^
赤い傘に緑の松が効いています!
糸目が取れた傘の中の線も白くあがり綺麗ですね!
金加工も上手く入り重厚感も出ました。

どんな方がこの帯を締めていただくのかとても楽しみです! 

 

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