単衣、うすもの展示会
暑くなってきましたね!
もう衣替えも季節です。
うっかりホームページに展示会情報を載せるのを忘れてましたが、先週末にうすものの展示会を開催しておりました!
写真は生紬 茶屋辻の訪問着。
生地なりの白地に無彩色で茶屋辻が染められています。
涼やかですね!
生紬というのは、蚕が繭を作る糸は幼虫を守る為にタンパク質でコーティング されています。
普通、精錬という行程でタンパク質を取り除き、しなやかで光沢のある絹糸にし、みなさんがよく見る正絹の生地になります。
その行程を行わずに織っていくと、しなやかさは損なわれますが、かわりにシャリッとした少し堅い印象の生地が出来ます。
独特の風合いで夏物によく使われます。
余談ですが、そのタンパク質がお肌に良く、精錬作業されてる方の手がスベスベだとか。
絹の石けんや化粧水などが売られていますが、そんな声から出来たそうです。