以前載せた写真から出来上がりまでをご紹介いたします。
まずは、下絵、のり伏せ、地染め
ここで地色に合わせて友禅の配色を決めます。

次に、友禅色刺し

糸目(防染の為の細いゴムのり)が残っているので沈んで見えますが、法事らしい配色です。
配色はこれでよいので、色を留めるのに蒸しにかけます。
この行程で糸目も取れます。

輪郭が白くなりスッキリしました。
これで染めの行程は終わりです。
続きまして、銀加工、刺繍で重みを出します。


出来ました!
銀のくくり、銀砂子、紐に色糸刺繍、花に目とばしの銀糸刺繍を入れました。
ぐっと重みが出たと思います。
最後に前柄はこんな感じです。

素敵な法事帯が出来ました!