2014年09月06日 若だんなのブログ

展示会にむけて新作を頑張って作っております!
今回は霞を線(棒)にしたスッキリした付下です。

霞は格の高い柄ですのでよく着物に使われます。
大概は雲のようなものですから淡く表現されていますが。
今回はそれを線(棒)で表現してみました。
仕立てるときっぱりした雰囲気でありそうで無い着物になったのではと思っております!

それでは、行程をすこしお見せします。

地色を染めた生地にあおばなで霞を描き、金、銀、ゴフン(白)で線霞を置きます。

熱を加えてあおばなを消します。
霞が綺麗に見えますね^^

これだけではさみしいので刺繍をいれます。

 

わかりますでしょうか?
白いところに白糸でそろばん刺繍(相良みたいなポコポコした刺繍)を入れ、銀のところに銀駒をいれました!
お召になって動くときれいに光ります。

仕立てて柄が繋がるともっといい雰囲気になります。
違う地色でもお作り出来ますので、お気軽にお問い合わせください! 

 

 

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