簪の染帯 出来上がるまで~
京都は葵祭も終わり春の陽気に包まれています。
皆様いかがお過ごしですか?
さて、錢京では相変わらず商品製作に追われています。
早速仕事風景をご紹介^^
まず、塩瀬の生地に下絵を描きます。
そして、配色します。
僕はパソコンでイメージを出し色見本を貼っていくスタイルです。
糸目を置き、友禅で柄に色を挿します。
糸目が青いのでまだうっとおしく感じますね。
糸目を取って金加工。
スッキリしましたが、ちょっとペタっとした感じですね。
最後に刺繍を入れてみます。
完成ですがわかりにくいですね。
こんな感じで刺繍をいれました。
少し立体感が出て豪華になりました。
季節の無い帯ですので夏以外はいつでも締めていただけます。
小紋にこんなスッキリした帯いかがですか?